メンターの教え1

メンターの教え1:マネタイズが上手くいきません

 

私には、現在時々会って話を聞いてもらったり、聞かせてもらったりするメンター(師匠)と呼べる人がいます。
彼は、私が目指す分野で成功されている方で、私の憧れの存在です。
以前から、存在は知っていましたが、ちょっとしたことがキッカケで時々お話をさせてもらえるようになりました。

 

私は、けっこう心がポキッと折れやすいタイプなので、
悩みごとがあると彼に相談して、アドバイスをもらいっています。
彼は、時には叱咤激励をしてくれながら、私のことを導いてくれます。

 

今回は、私がやっている理学療法士以外での複業(副業)に関する悩みを聞いてもらいました。
私は複業で収益を上げようと試みたのですが、なかなかうまく運用できず悩んでいたのです。
結果が出ないことに私は焦りを感じていました。

 

今回も、彼は私の悩みを聞いてくれた後、いつものようにアドバイスをくれたのでした。

 

 

私は以前から、彼の話す言葉や考え方が好きですごく参考になるので、
彼の話をメモしてはパソコンで文章に打ち込んで、後で見返していました。
そして、『この話を他の人にもシェアできたら有益なのになぁ』といつも思っていました。

 

ちょうど、サイトを運営をしていることもあり、私はメンターに
今回聞かせてもらった彼の話をサイト上で公開しても良いかと勇気を出して聞いてみました。

 

すると、彼は、「名前や職業など個人情報を出さないなら、良いよ」と言って承諾してくれたのです!

 

そこで!
普段は、医療・介護分野で働くあなたに
役立つフレームワークを紹介することを目的としている当サイトですが、
今回は特別篇として『メンターの教え』をお送りします!

 

基本的には、私自身の覚書に近い所があるかもしれませんが、
あなたにも役立つ話もあると思います!
読んで頂けたら嬉しいです!

 

 

※私のメンターは関西人なので、話されている言葉が関西弁になります。
サイトで公開する際に、標準語に直すことも考えましたが、
できるだけ彼の話の雰囲気を残した方が、彼の考えが伝わるのではないかと考え
関西弁のまま話を記載しています。
また、家に帰ってから、記憶を頼りにして彼の話をパソコンに打ち出しているので
一度、私というフィルターを通ってしまっている分、完全に彼の話を再現しているわけではありません。
その点をご了承して頂けたらと思います。

 

≪メンターへの質問≫マネタイズが上手くいきません

 

私はメンターに自分の悩みを話しました。
・「自分の好きな事」&「人の役に立つ」&「稼ぐ」のテーマで複業を行っている
 (その分野で、メンターは実績を出して稼いでおられる)
・複業での収益化(=マネタイズ)を図ろうと2ヶ月ほど努力しているが成果が出ていない
・2ヶ月続けて成果が出ないと、ちょっと努力を継続する気持ちが萎えかけている

 

などの点をメンターに伝えました。
彼は、私の話を「うんうん。」と聞いてくれて、私が話し終わるのを待ってから
ちょっと熱っぽく話始めました。

 

君は、マネタイズを図るところに苦労しているみたいやけど
そんなの小さいことやで。

 

君自身が問題そのものよりも小さくなっているから、心を折られてしまうんや。

 

しかも、マネタイズ運用にチャレンジしてまだ2ヶ月なんやろ。
心が折れるにしてもはやすぎるくらいやで。

いきなりですが、痛い所を疲れた気がしました。
私自身『2か月間も毎日努力してきたのだから、そろそろ報われても良いはずだ』という甘えを持っていたのです
その甘えをズバリと言いあてられた気がして、心がズキッと痛みました。
でも、同時に「小さいことというけれど、稼ぐことが出来ないことは僕にとっては大問題なんだけどなぁ」
という思いも頭をよぎります。

 

君が目指す分野で、僕は稼いでいるけど、僕やったら全然違う事考えるで。

 

僕は、自分の大好きなことをやる事を通じて人の役に立って、たくさんの感謝してもらっているし、
感謝される分に応じてお金をもらうことができている。
そして、その状態を君も目指しているんやんな?

 

もし仮に、僕が
『お金はこのままあげるから、好きなことを止める』か
『お金をあげるのを止めるけど、好きな事続ける』か

 

の選択を迫られたら、僕はお金をもらわず、好きな事をする方を選ぶで。

確かに私は、彼のように「大好きな事をする」&「人の役に立つ」&『稼ぐ』のテーマのもとに
人の役に立ち、感謝されながら稼ぐことを目標にしています。
でも、彼はこの3つのテーマのうち、
「稼ぐ」ことよりも「大好きなことをする」と「人の役に立つ」を選ぶと言い切ります。
私は、3つのテーマの優先順位なんて考えたことなかったのですが、
どうやら「稼ぐ」に関しては順位が低いようです。
その感覚が私にはちょっと理解できません。「稼ぐ」から複業をやる意味があると思うんだけど・・・という疑問が残るのです。

 

なんでお金を稼ぐことよりも大好きなことで人の役に立つ事を選ぶかというとな、
お金に不自由しなくなった今では、お金を稼ぐことよりも
もっと人の役に立ちたいという想いが強いし、
お金がもたらしてくれる幸せの何倍も、
人の役に立つ幸せの方が大きいことを知っているからやねん。

なるほど。そもそも「稼ぐ」マネタイズの時点で躓いている私には到達できる境地ではないものの、
お金を得る幸せよりも、他者への貢献からもたらされる幸せの方が何倍も幸せだという話は、なんとなくですが理解できます。
また、お金が目的なのではなく、他者貢献が目的になっているからこそ、
彼は大好きなことを続けていくことが出来ているんだろうなと思いました。

 

でも、でも・・・。「人の役に立てたら、それで幸せ!」で良いの!?
そりゃ、メンターは自分の選んだ分野で成功できたからこそ、お金にとらわれることがなくなり、
そういった爽やかな言葉を言えるだけじゃないの??

 

それに、正直に、ほんまのこというと、お金の流れが1つ途切れたくらいで、
焦るようなことではないって思ってるんよ。

 

たしかに、お金は受け取れなくなるかもしれんけど、それは単にマネタイズの
手段が1つ途切れたってだけの話やろ?

 

僕が大好きな事をすることは続けられるし、僕は人の役に立ち続けることができる。
人から感謝される流れは途切れないんや。

 

感謝される流れのあるところにお金は集まる。

 

だから、僕はマネタイズの1手段が途切れたところで、気にしない。
なぜなら、必ず違う方法で稼ぐことができるって知っているからな。
そりゃ正直、少しは凹むかもしれんけど、必ず違うマネタイズ方法が見つかるって自信があるわ。

この話は聞きながら「んん!?」と私の興味・関心センサーが反応しました。
まずはメンターだって収益源が途絶えること自体に凹むという人間性が見えたことでホッとしました。

 

それと同時に、『感謝の流れのあるところにお金は集まる』という言葉が印象に残りました。

 

 

 

彼の話を聞きながら、どこかの本で「お金は他者からの感謝状」と書かれていたなと思い出しました。
彼の話も突き詰めれば同じことなんだと思いました。

 

『感謝の流れがあれば、そこには「感謝状」であるお金の流れが生まれる』と言うことでしょうか。
だからこそ、感謝の流れがある限りマネタイズは心配しないで良いと言うことなんだと私は解釈しました。

 

 

 

 

『他人の役に立ちたい』という想いやテーマは私の中にありましたが、
『感謝の流れ』がそこにあるかという視点は私にはなかったので、「なるほどなぁ」と感心しました。

 

君は、そうは思わずマネタイズの1手段が上手く運用できないくらいで、クヨクヨしてるんやろ?
まだまだ視野が狭いで。
なにより、君は大好きな事をしながら、人助けをすることは続けられるんやから何の問題もないんやないか。

 

人の役に立つ事も、お金を稼ぐことも両方大事やけど
人の役に立つから、お金が稼げるっていう流れを無視したらあかんで。

 

お金を稼ぐことが第一になっているから、マネタイズで上手くいかないって悩むんや。

 

君は今もこれからも、人の役に立ち続けられるやから、そこに喜びを覚えて続けていきや。
続けた先に、かならずお金はついてくるから。
もしかしたら、今回は上手くいかなかったマネタイズ方法も気づいた時には上手く運用できるようになっているかもしれんからな。

やはりメンターの口からも直接『人の役に立つから、お金が稼げるという流れを忘れるな』と聞けて、
私の解釈は間違っていないんだと思いました。

 

そして明確に『稼ぐ』ことを第一に考えている自分がいることを認識しました。
私は、きれいごとを言っていながらも結局は、
『稼ぎたい!』→『そのために人の役に立とう』という順番で考えていたために、
『マネタイズが出来ない』と悩んでいたのです

 

メンターからすれば、人から感謝される流れも作れていないうちから
『マネタイズが出来ない』と悩むのはおかしいという認識なんだと知りました。

 

『人の役に立つから、お金が稼げるんだよ』
これだけ聞くと、当たり前のことに思えるのですが、
自分のこととなると、客観的に自分を見ることが出来きないでいたなぁと私は反省しました。

 

そして、今度メンターに相談するならば
『もっと人の役に立ちたいんですけど、どうすれば良いですか??』と質問できる
自分になりたいなぁと想いを新たにしたのでした。
 

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