コンテンツ販売の下準備:いかにして認知を図るか?

あなたが個人事業主として、生き抜いていくためにコンテンツ販売は欠かせません。
しかし、いきなりあなたのノウハウをコンテンツ化して売り出そうとしても、
誰一人としてあなたのことを見向きもしてくれないでしょう。

お客さまは、そもそもあなたが誰なのか知りませんし、
あなたのコンテンツに興味すらありません。

そこで、あなたはお客様があなたのコンテンツに興味を持ってもらい、
コンテンツ購入に進んでもらえるように、下準備をしなければなりません。

下準備とは具体的には・・・

1、認知を図る

2、信頼関係の構築

3、教育・ファン化を図る

4、お客様へのプレゼント or お客様が購入しやすいコンテンツ(みんなで体験型)

5、お客様が欲しいコンテンツ(プチ個別体験型)

6、あなたが売りたいコンテンツ(個別体験))

の6つの段階を用意して上げ、一段ずつお客様が上ることで、
コンテンツ購入ができるように支援することを言います。

今回は、この階段の前半にあたる1〜3について紹介したいと思います。
すでに上手くいっている起業家の人はどういったフレームワークに基づいて、
上記の1〜3を構築しているのでしょうか。一緒に、一つずつ見ていきましょう。

※4〜6に関しては「コンテンツ販売の3ステップ」として他ページで紹介しています。
よろしければ合わせて読んで頂けると嬉しいです!

認知を図る

「ちょっと、元気が出ないなぁ。栄養ドリンクでも飲もうか!」と思った時、
あなたはいくつの選択肢を思い浮かべられますか?
このとき、あなたが思い浮かべることが出来た商品は、
あなたにとって『認知』が図れているものと言えます。

個人の場合にしろ、大企業の場合にしろマーケティングの第一歩は認知度の普及になります。
顧客対象者に、そもそも存在が知られていないと、栄養ドリンクの例にも挙げたように、
商品購入時の選択肢にすら入れてもらえなくなるのです。

同じように個人事業主・起業家としてあなたが第一にやるべきことは、自分自身の存在を認知してもらう事です。

自分の存在を多くの人に認知してもらい、その上で多くの人の役に立つコンテンツを提供できるからこそ
、あなたは個人事業主として稼ぐことができるようになるのです。

では、実際に多くの人に、あなたという存在を認知してもらうために、何をすればいいのでしょうか。

業界の集まりでできるだけ多く名刺交換する?
会社や地域の行事ごとに小まめに顔を出して、恩を売る?

どれも間違いではありませんが、とても効率が悪いやり方といえます。

現代における認知度の向上に欠かせないのが、SNS(Facebookなど)の活用です。
SNSを利用して、あなたの活動を報告したり、大好きな事に対する情熱を伝えたり、
プライベートなことをアップして親近感を覚えてもらったりするのです。

FacebookをはじめとしたSNSの最大の特徴は拡散性に優れているということです。
ひとりの友人が注目している記事を、他の人に勝手にお勧めしてくれたりするので、
口コミがおこりやすい媒体であると言え、あなたが1つの記事を投稿すれば
それがとてつもないスピードと範囲で広がっていくことが可能です。

SNSを通じて、あなたの考え・情熱・日常を多面的に、かつ定期的に伝えていくことで
それを読んでいる人は、疑似的とはいえ『あなたに何度も会っている』感覚になります。
これは、「何度も会えば、それだけ相手に好感を抱くようになる」という
単純接触の効果(ザイオンス効果)という心理現象を引き起こします。

その結果、あなたのSNSの記事を読む人は、あなたのことを認知し、かつ好感をもってくれるようになります。

これが、SNSを利用して認知度を普及させるフレームワークになります。

ただ、間違ってはいけないのは日記感覚でSNS投稿をしてはいけないということです。
SNSに記事を投稿する目的は、あくまで、あなたのコンテンツを購入してもらうことなのです。
そのため、SNSの投稿では思いつくままに記事をアップするのではなく

1、あなたという人間性(ライフスタイル)

2、あなたの仕事に対する情熱・ビジョン

3、あなたがお客様に提供できるもの

4、あなたがお客様の生活をどんな風に変えることができるのか

などの点を盛り込みながら記事を作成する必要があります。

SNSによる認知の拡大と好感度アップ、さらにはあなたの想いを読んでいただくことが出来たら、
お客様が、あなたのコンテンツを購入する際の心理的障壁はかなり低くなるでしょう。

 

信頼関係の構築

お客さまからの認知を図ることが出来たなら次の段階は『信頼関係の構築』です。
認知の段階ではSNSを利用しましたが、『信頼関係の構築』では何をするのでしょうか?

その答えが、ブログやホームページの作成による情報発信になります。

あなたが提供するコンテンツに合わせて、お客様が「面白い!役に立つ!」と思えるような
情報を発信するのです

例えば、あなたがネットビジネスの専門知識をコンテンツとして持っているとするならば・・・

・メルマガ読者の増やし方
・ブログの集客のやりかた
・読者を引き付けるブログ文章の書き方
・検索エンジンから評価されるサイト作成の方法 etc…

などをブログやホームページに記事として投稿するのです。

1、あなたが提供するコンテンツに関する記事をアップする。
2、それを読者が読んで、「得したなぁ」と感じてもらう。

この1と2のサイクルをグルグルと回し続けることで、
お客さまからすると、あなたは、
『訪問するたびに有益な情報を得られるブログやサイト』を作ってくれている人という感覚になります。

そして、読者への貢献が積み重なるたびに、ブログ読者とあなたの間に信頼関係が築かれていくことになります。

 

教育・ファン化を図る

お客様・ブログ読者の方との信頼関係を築くことが出来たら、
次は、お客様を教育しあなたのファンへと育てていくことになります。

ここで登場するのが、メールマガジンです。

よく使われる例えですが、
お客様・読者の訪問をひたすら待つSNSやブログが『待ち』のメディアであるのに対して、
こちらからお客様のもとへ情報を届けられるメルマガは『責め』のメディアであると言われます。

同じ情報発信でも、あなたが望むタイミングで、あなたが望む情報を発信できる
メルマガは非常に強力なのです。

メルマガを使って何をするかというと、
あなたのブログやサイトであなたのコンテンツに興味を持ってくれた読者に対して、
さらに有益な情報を発信していきます。

ブログの記事と差別化するために、よりマニアックな知識を伝えたり、読者ができる活用術を伝達するのも良いでしょう。
このように、メルマガを通じてさらに読者へ有益な情報発信による貢献を行うことで、
読者があなたに寄せる信頼は感謝へ変わり、あなたのファンになってくれるのです。

ちなみにメールマガジンンを発行するとして、ブログの記事との差別化をどう図ればいいのか悩むことが多いです。
理想を言えば、ブログよりもさらに充実したコンテンツを提供できればいいのですが、
毎回のメルマガ発行でそれをするのは、体力・精神的に辛いものがあります。

また、『メルマガに詳細を書くから・・・』とブログ記事のレベルを下げて、
コンテンツの出し惜しみをしてしまうと、そもそもブログ自体に魅力がなくなってしまうので、あまりおススメできません。

そこで、同じことで悩んでしまうかもしれないあなたへのヒントとして、
私や他の起業家の方が行っているメルマガの使い方を少し紹介しますね。

1、メルマガに記事は書かず、メルマガ内でブログ記事をアップした旨を伝える(ブログへの誘導)

2、ブログ記事を受けて、メルマガで補足説明をして理解を深めたり、質疑に応じたりする

3、過去にアップしたブログ記事を再編集して、メルマガ記事とする(記事の使いまわし)

4、メルマガにブログ記事の前ふりを書き、ブログ記事への興味を喚起する(ブログへの誘導)

5、自分のオリジナルコンテンツではないが、読者に役立つおススメ情報、業界ニュースを伝える

このように、いくつかメルマガ配信のパターンを自分で用意しておけば、
毎回「メルマガで何を書こうかな・・・」と悩むこともなくなると思います。

でも、忘れてはいけないのは、メルマガ配信が義務のようになってはいけないということです。
メルマガはあくまで、読者の方に貢献するための情報発信ツールなのです。

先人の起業家を研究して実践を学ぼう!

このように、お客さまに・・・

1、あなたを認知する
2、あなたに信頼をよせるようになる
3、あなたに感謝し、ファンになってくれる

の3つの段階を上って頂いて、はじめてお客様にあなたが販売したいコンテンツ紹介する準備が整います。

今回紹介したコンテンツ販売の下準備のフレームワークを聞いて、
「なんて長い道のりなんだ!?」と思われるかもしれませんし、
「これなら自分にもできるかもしれない」と思われるかもしれません。

いずれの場合であっても、、まずはこのフレームワークを実践されている起業家の
先例を数多くその目で確認されることを、私はおススメしたいです。

今回紹介したフレームワークを頭で理解することと、
実践することとの間には大きいな隔たりがあるからです。

そのため、まずは先人たちがどのようにしてこのフレームワークを体現しているのかをみてみてください。

Faceboookにはどんな記事をアップしているんだろう?
SNSにはどんな写真を使っているんだろう?
SNSでキャラクターを確立するために、どんな情報発信をしているんだろう?
SNSを使用する上でどんな戦略を立てているんだろうか?

彼らのブログには何が書いてあるんだろうか?
SNSとブログをどのように使い分けているんだろうか?
ブログの記事のレベルはどれくらい?学術的?分かりやすい文章?

メルマガの発行頻度はどれくらいか?
メルマガとブログの差別化をどう図っているのか?
メルマガを通じて、どうやってコンテンツ販売へと誘導しているんだろうか?

書き出せば、キリがありませんが観察するポイントは山のようにあります。
色んな人のSNS、ブログ、メルマガを研究してあなたなりのやり方を見つけてくださいね!

ちなみに、私はどうかって?
それは・・・秘密です(笑)

 
Sponsored Link
Sponsored Link


HOME フレームワークって何? フレームワークを学ぶ意義は? 当サイト活用3つの戦略 プロフィール お問合せ