ネガティブな感情をつかって才能を掘り当てる

ワクワクだけじゃない!あなたの才能を教えてくれる感情とは?

 

『才能の見つけ方』の話になると、必ずと言って良いほど
君がワクワクするものを追い続けなさい!それが君の才能なんだよ』的なアドバイスに出くわします。

そりゃ、論理としては『心が躍るモノ=才能』という構図は正しいと思いますが、一つ問題があると私は思っています。

それは、『普段、ワクワクすることなんて、そんなにねーよ!』問題です。

心に余裕がある時には、自分の心の動きにも敏感になれるので、
『ワクワク』レーダーを使って、才能に気づくことも出来るかもしれませんが、
心の余裕がなくなり取り乱していると『ワクワク』どころか『イライラ』したり、
気分が滅入って『落ち込んだり』して、ネガティブな感情に浸ってしまいます。

ネガティブな感情にまみれたこんな状況では、
『とても自分の才能を発見する事なんて出来ない!』と悲観的に考えてしまいます。

でも、そう考えてしまうのは間違っています!
実は、才能の発見方法には『ワクワク』以外に、
このネガティブな感情をレーダーにして、才能を探すフレームワークが存在しているのです!!

今回は、この『ネガティブな感情を頼りに才能を発見する方法』をあなたにご紹介します!
私自身、自分の『ワクワク』を使ってもなかなか見つからなかった才能が、
このフレームワークを使うことで、アッサリと&たくさん見つけることが出来ました!

あなたの才能を見つける上で、すっごくおススメなフレームワークなので、あなたにも活用してもらえたら嬉しいです!

あなたの感情が揺り動かされるところに、才能は隠れている!

私たちの感情は、何らかの『原因』の『結果』として考えられています。
例えば、『大好きな人と目が合った(原因)』から『嬉しくなった(結果)』といった感じです。
この構造は感情がネガティブかポジティブかに関わらず一緒であると言えます。

ネガティブな感情には色々ありますが、その中でも、

1、イライラした気持ち

2、落ち込んだ気持ち

3、妬み・嫉妬の気持ち

4、切なさ・絶望・怒りの気持ち

の4つの感情は、『あなたの才能が反応した(原因)』ため引き起こされる(結果)場合があります。
つまり、あなたの才能が『原因』となって、ネガティブな感情を抱いてしまうことがあるという事です。

この原理を逆に利用すると、ネガティブな感情(結果)を使って、反応した才能(原因)を探し当てることが出来きます。

『あれ・・・なんだろ、普通に考えたら腹が立つ場面でもないのに・・・無性にイライラする!』

こんな時は、『イライラする』という感情を手掛かりに、
『私のどんな才能が反応したのかな?』と考えることで、今まで自分では気づかなかった才能を発見できるのです!

 

では、以下に才能が反応した時に、引き出されるネガティブな感情をご紹介していきましょう!
『私の場合だと、その感情をどんな時に感じるかなぁ?』と考えながら読んでもらうと、きっと様々な発見があるでしょう!

『なんか気にくわない!』イライラレーダー

あなたの才能教えてくれるネガティブな感情1つ目は『イライラ』です。

あなたが何かの商品・サービス・パフォーマンスを見て『イライラ』を感じたら、
そこにあなたの才能が眠っている可能性があります!

例えば絵を描く才能がある人は、他人の作品を見た時に、
『なんでここは、こんな色使いしか出来ないんだろう』とか
『全体の構図をちょっと変えるだけで、もっと見やすくなるのに、なぜそうしないんだ?』
といった具合で、イライラを感じたりします。

その人がイライラしたのは、その人に隠された才能が反応したからです。
才能が『もっと、良くなる余地があるじゃん!』『なんでもっとレベルの高いパフォーマンスをしないんだ』
と怒ったから、『イライラ』を感じたのです。

 

私の場合だと、まとまらない話をする人や、論点がバラバラなままで話す人を見ると『イライラ』します。
『公の場で話すって分かってたんだから、なんで準備出来てないんだよ?』、
『聞いている人の立場になって、原稿を一度でもチェックしたのかよ?』
と無性にイライラしてきます(あっ、なんか私めっちゃ性格悪い感じですよね(汗))

ちょっと前までは、私がイライラしているのは、「話している人が下手くそだからだ」と思っていました。
しかし、イライラは才能を教えてくれるレーダーだと知ってからは、
私が人の話を聞いてイライラするのは私の『人前で話す』才能が反応したからだと、分かるようになりました。

あなたにとって、イライラしてしまう瞬間はありますか?
もしそれが、あなたの才能が反応している結果だとして、そこにはどんな才能が隠されていると思いますか??

『うわー…凹むわぁ』落ち込みレーダー

あなたの才能教えてくれるネガティブな感情2つ目は『落ち込み』です。

もし、他者の才能に触れて、あなたが『ああ・・・。なんか凹むなぁ』と落ち込んだなら、
あなたにもその人と同じ才能があると言えます

なぜなら、あなたに才能があるがゆえに、
商品・サービス・パフォーマンスを通じて他人の才能を測り知ることが出来てしまい、
その人と自分とのギャップを感じてしまうために、あなたは落ち込んでしまうのです。

そもそも、他人の才能に触れて自分と比較してしまう時点で、
あなたは無意識にその才能を特別視していると言っても良いでしょう。
自分が特別だと思い、大切にしている才能を超える才能を見たからこそ落ち込んでしまうのです!

 

私の場合だと、人前で誰が話していてドッカンドッカンと笑いを取りながら、
それでいて勉強になる話をされているのを見ると、落ち込んでしまうことがあります。

『うわー・・・まじかよ。すごいやん、この人・・・。』

そんな風に感じて、しばらく立ち直れなかったりします。

あなたにとって、『うわー、すごい。なんか落ち込むわ』と感じるモノはありますか?
そこに才能が眠っている可能性がありますよ!

『神様!不公平です!!』妬み・嫉妬レーダー

あなたの才能教えてくれるネガティブな感情3つ目は『妬み・嫉妬』です。

これは先ほどの、落ち込む気持ちと類似しています。
私の経験だと、同じ人の才能に何度も凹まされると、落ち込んだ気持ちは『妬み・嫉妬』に変わっていきます。

『なんなんだよ、あいつ。またすごいじゃん!なんでこうも、何回もスゴイんだよ!!!』という気持ちになるのです。

先ほどの落ち込む気持ちと同様に、自分自身に才能があるからこそ、
人の才能の素晴らしさに気づき、その結果、相手の才能に嫉妬してしまうのです。

 

落ち込むにしても嫉妬するにしても、感情を揺さぶられるのは、あなたに『才能』があるがゆえの現象なのです!

先日、人を喜ばせることが好きな友人が、世界的なサーカスを見に行った話をしてくれました。
彼は、私にサーカスがいかに素晴らしく、人の心を楽しませるものだったかを熱く語っていました。

と、同時に彼は

『でもなぁ・・・さすがに俺には空中ブランコは出来んわ』とか、

『ピエロが人をいじるのめっちゃ上手やねん!あんな風にボケたりツッコミ入れたり出来るなんて、俺では無理やわ』

等ちょいちょい『嫉妬』や『落ち込み』などのネガティブな感情を口にしていました。

彼自身は、自分が落ち込んだり嫉妬したりしていると気づいていませんでしたが、
私はネガティブな感情は彼の『人を楽しませる』という才能から生まれていると知っていたので、
『彼は本当にエンターテイナーなんだなぁ』と感心しました。

普通、サーカスを見に行って『あんな芸当、俺には出来ない!!』と悩んでる人なんて見たことないですよね!
『やるつもりやったんかい!?』って話ですよね(笑)

 

『む、胸が締め付けられる』切なさ・絶望・怒りレーダー

あなたの才能教えてくれるネガティブな感情4つ目は『切なさ・絶望・怒り』です。

一見すると『切なさ』、『絶望』、『怒り』はバラバラな感情に見えますが、
ここで一つのグループとしているのには理由があります。

それは、これらの感情の背景には

『なんで、現状はこんなことになっているんだろう?もっと素晴らしい状況があっても良いはずなのに!』

という気持ちがあるということです。

この『現状への不満+あるべき未来』があなたの中にあるからこそ、
切なくなったり、絶望したり、怒りを覚えたりするのです。

ちなみに、私には『子どもの気持ちが読み取れる』という才能があります。
(自分でいうと、ちょっと恥ずかしいっ!)

目の前の子どもが何を考え、感じているか、どんな気持ちなのかが『なんとなーく』分かるのです。
そのため、どこかの親が子供を罵倒していたり、保育所で先生が子供への接し方が必要以上に厳しかったりすると、
子供の心が張り裂けそうな辛さと悲しみで満たされているのを感じ取ってしまい、私まで哀しくなります。

また、そのような状況に子どもが置かれているのを見ると、
『本当は、もっと子供はキラキラと輝いて、楽しそうに生きていくことだって出来るのにな・・・。』
となんとも言えない切ない気持ちにもなります。

始めはなぜ私がこんなにも切なくなっているのかが分からずに、私は困惑していました。
でも、『ネガティブな感情は才能を発見するレーダー』なんだというフレームワークを知ってからは、
自分には『子どもの気持ちが読み取れる』という才能があること、それが切なさを生み出していたことを理解できました。

それ以降は、せっかく自分の中にある才能なんだから大切に使おうと思い、
自分の子供や他人の子どもと接するときは、
『出来るだけ子どもの心が満たされるような』接し方をしようと心がけるようにしています。

あなたにとって、切なさ・絶望・怒りを覚えるようなモノや状況はありますか?
もしかしたら、あなたも私と同じように『なぜ、私はこんな感情になっているのだろう?』と困惑されているかも知れません。

でも、その感情の中にあなたの才能が隠れている可能性があります!
『もしかしたら、私には他の人が見えていない理想が見えているのかもしれない』そんな風に考えてみてはどうでしょうか?
『本来のあるべき姿が見える』・・・これもまた、あなたに才能があるがゆえに起こる現象なのです!

やっぱり、あなたは気づいてた!身近なネガティブに向き合ってみよう!

今回は、自分の才能に気付く方法として、『ネガティブな感情を頼りに才能を発見する』フレームワークをご紹介しました。

あなたに才能の存在を教えてくれるネガティブな感情を復習すると・・・

1、イライラした気持ち

2、落ち込んだ気持ち

3、妬み・嫉妬の気持ち

4、切なさ・絶望・怒りの気持ち

の4つになります。ここまでの理解はOKでしょうか?

あなたも、今回のフレームワークを学びながら、
『案外、私にも思い当たる事けっこうあるかも!?』と思ったのではないでしょうか?

私自身は、このフレームワークを知ってから、ちょこちょこと

『あっ!今、私イライラしてた!もしかして、才能が反応したの!?』

『あれ!?私、なんで素晴らしいモノ見たのに、落ち込んでるの!?』などと

少しずつ自分の才能に気付けるようになっていきました。

才能を発掘していく過程では、一見すると『才能』と呼んで良いのか分からないものに出会ったりします。
私だと、『モノマネをする』、『色んな種類の声が使える』、『音読が上手』などの才能がありますが、
はっきり言って、これらの才能をどう使っていけば良いのか見当もつきません(笑)

でも、『こんなの、別に大したことじゃない』とか『こんなの、才能とは呼べない』だなんて卑下する必要もありません。
その才能をどう使っていくかが大切なのに、使う前から価値を決めつける必要なんてないのです!

磨けばダイヤモンドになるのに、『けっ!こんなのただの黒い石だ』と捨ててしまっては、
せっかくダイヤモンドと出会った幸運を味わうことは出来ないのです!

先ほども書いたように私自身、
『これが才能だとして・・・どう活用していくわけ??』と使い道の分からない才能が沢山あります。

でも、長い人生を歩んでいく中で

『あっ!この才能ってこの場面で使えるの!』

『この才能とあの才能が、こんな形で組み合わせられるの!?』と言ったように、

人生と才能の答え合わせが出来るのだと思って、楽しみにしています。

実際に年齢が30歳を超えると、徐々に『才能』が生かされる場面が増えてきた印象があります。
これから、もっと年齢を重ねれば、さらに人生と才能の答え合わせが出来るのだと思うと、ちょっとワクワクします。

ぜひ、あなたも、今回ご紹介したフレームワークを使って、自分の才能をガンガン発掘して行ってくださいね!!
そして、すぐには役だたたないような『才能』が発見出来たとしても、
その才能が芽吹いてあなたの人生を豊かにしてくれる瞬間を楽しみにしてくださいね!

 
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