大好きなお客様に囲まれて仕事をする方法とは

どうしてあの起業家は大好きなお客様に囲まれて仕事できるのか

 

個人で起業されて活躍されている方々のSNSなどを見ていると、
いくつか共通点に気付くのですが、その一つに、

「私は大好きなお客様に囲まれて仕事できて幸せです!」
「私は大好きな塾生・生徒に恵まれて、彼・彼女たちの夢を形にするお手伝いができて幸せです!」

と「大好きな人に囲まれながら仕事できて幸せ」というメッセージが多いことに気づきます。

SNSにはメッセージとともに、お客様・塾生・生徒の写真も掲載されていますが、
確かに、そこに写る人達は品がよく、良い雰囲気を持った人が多い印象を受けます。

それを見ていると
『確かに、品がよくて人の良さそうなお客様と仕事できて、幸せそうだな。』
と感じてしまいます。

もちろん、これらはSNSを利用したセルフブランディング戦略の一環であり、
あえてそういったメッセージを発信している可能性は高く、写真も見栄えの良いモノを選んでいることだと思います。

では、SNSで発信されている「大好きな人に囲まれながら仕事できて幸せ」というメッセージは全くの嘘で、
現実不可能なことなのでしょうか?

もし、本当なのだとしたら、どうすればその幸せな状況に自分を置くことが出来るのでしょうか。
今回は、そういった疑問に答えるフレームワークをご紹介します。

『大好きな人に囲まれながら仕事する』フレームワークは存在する!

結論から言いましょう。
『大好きな人に囲まれながら仕事する』フレームワークは存在しています。

活躍している起業家がSNSで報告している状況は、あなたにも再現することができます。
方法は至って、簡単です。

『大好きな人に囲まれながら仕事する』ために、
『大好きな人としか仕事しない』と決めるのです。

そうすれば、必然的にあなたは『大好きな人に囲まれながら仕事する』ことになります。
ね!?簡単でしょ?

なんていうと、すごい大目玉をくらいそうなので、ここから細かく説明していきますね。

※ここから先の説明は「コンテンツ販売の3ステップ」を読んで頂いてからの方が、理解していただきやすくなります。
まだ、読んでおられない場合には、ぜひ合わせて読んでみてくださいね!

好きなお客様だけを選ぶ

『大好きな人としか仕事しない』と決めるとは、『大好きな人だけをお客様に選ぶ』ということです。

私たちが生活するこの文化では、
「お客さまは神様だ」
「お客さまに私達を選んでもらえるように、努力しなければならない」
「お客さまを事業主が選ぶことはしない」
といった思い込みが強く根付いているため、そもそも『お客様を選ぶ』という発想がありません。

しかし、お客さまは選んでいいのです。
むしろ、センスのある起業家や経営者ほど、お客様は選ぶべきであると考えています。

個人事業主にしろ、会社経営者にしろ、嫌なお客様に時間を消費するのはストレスとなります。
また、嫌なお客様のために働くことは、人材が消耗してしまうことになります。

また、売上の面からみても「収益の8割は、全体の2割の良質な顧客によってもたらされる」というパレートの法則が通説になっており、嫌なお客様を重要視しなければならない理由はありません。

むしろ、8割の売り上げを上げて下さる良質なお客様をもっと大切にしなければならないほどです。

ある経営者の方は「もし、嫌な客からの売上が全体の8割を占めているから、嫌な客を切れないというのなら、それは経営者の戦略ミスである。収益構造をそもそも根本的に見直さなければならない」と指摘されているほどです。

そこで、この「お客さまをあなたが選ぶ」という視点を大切にして、コンテンツ販売の3ステップに臨みましょう。

ここでは、例として・・・

ステップ1:セミナーの開催
ステップ2:個別での面接・セッション
ステップ3:個別コンサルティング

で話を進めてみます!

〈ステップ1〉

あなたはステップ1として、セミナーを開催することになりました。
ここで、あなたがする『お客様を選ぶ』とは、何なのでしょうか。
それはセミナーをしながら、ステップ2に進んでもらいたいお客様を選ぶことです。

お客様の顔や話を聞いてくれる様子を観察しながら、

「この人のこと、生理的に好きなタイプだな」
「この人のために働きたいって思えるな」

そんな風に思える人を探しながらセミナーを展開してください。
セミナーが終了した後に、あらかじめ決めておいた「この人のために仕事したい」と思えた
人に声を掛けるのです。 ※声をかけるのは、一人に限りません。自分がこの人が良いなと思えた人に声をかけてみてください。

 

具体的には、ステップ2のサービスの紹介や案内になります。
今回のケースだとステップ2は、個別での面接・セッションなので
「今回は、セミナーに参加して頂きありがとうございました。
今日分からなかったところなどをフォローさせて頂いたり、個別でのケース相談もさせて頂くので、
私との個別セッションをしませんか?」といった感じです。

ここで重要なのは、セミナーで全体への個別面接・セッションの告知はしないということです。
ステップ1の目的はステップ2への誘導ですが、
あくまで誘導するのは、自分が「この人と仕事がしたい」「この人のために働きたい」と
思える人のみにするのです。

そもそも、ステップ2〜3の存在をお客様に知らせさえしなければ、
「私には個別セッションはしてもらえないのですか?」というクレームも起きずにすみます。

<ステップ2>

ステップ2でも行うことはステップ1と同じです。
ステップ2ではステップ1よりも、よりお客様との距離感が近い場所でのサービス提供になります。
お客さまとの1対1の面接・セッションなどを通じて、さらにお客様のことを知るのです。
その上で、「私はこの人のこと好きか?」「この人のためのにもっと時間を使って働きたいか」を
決めてい行きます。

ステップ2のサービス提供を終えた時、あなたがお客様ともっと一緒に働きたいと思えば、
ステップ3である個別コンサルティングの案内をするのです。

ここである問題が生じます。

「もし、一緒にセッションしてみたけど、生理的に好きになれなかった。」
「やっぱり、このお客様のために働くのはちょっと・・・・」
と感じてしまった時にどうするのかという問題です。

「良い雰囲気かなと思って、個別面接に誘ったけど、あんまり好きになれなかった」
「一緒に時間を過ごすと、人として付き合いたいと思えなかった」
なんていうステップ2特有の悩みは、どの起業家の方も抱えておられるようです。

では、実際にそういった場面ではどう対応するかというと、『ステップ2でサービスの終了を告げる』のです。
つまり、ステップ3に進まないお客様に対しては、
「私が提供しているサービスは1回きりの個別面接だけです。
あなたと出会えてよかったです。これからも頑張ってくださいね!」と言えば良いのです。

お客様からしても、ステップ2以降のサービスは用意していないと言われれば、納得するしかありません。

 

ある起業家の方が教えてくれたのですが、
もし、仮に好きになれないお客様から個別コンサルティングを依頼された場合、
以下のように説明して断るのだそうです。

「先程も申しました通り、私は個別のコンサルティングを提供していません。
また、仮に個別コンサルティングの依頼を引き受けるにしても・・・
1、〇〇〇
2、△△△
3、□□□
の条件を満たされた方にのみ個別コンサルを行おうと決めています。あなたには、〇〇〇が不足されていると思います。
そういった状態では、個別コンサルを行っても、結果が出ないばかりか、あなたも私も労力と時間を無駄にしてしまうことになります。」

私は、ここまでビシーっと断っていいものかと思いましたが、冒頭でも述べた通り、
嫌な人と仕事をするストレスの弊害を知っているからこそ、
ここまでの厳しさで「好きな人とだけ仕事する」という
ポリシーを守っておられるのだなぁと感心しました。

好きになれないお客様が持つ破壊力

あなたが生理的に好きになれないお客様は、
あなたのビジネスそのものを壊してしまうだけの破壊力があります。
その破壊力は、ボディブローのようにじわじわ効いてくるタイプのものなので
その厄介さに気づいたときには、かなりダメージが大きくなっています。

嫌いな客の対応に忙殺される。
嫌いな客が嫌いな客を紹介して連れてくる。
嫌いな客が起こすトラブルでますます、時間が忙殺される。

あなたが大好きなお客様への時間が確保できず、大好きなお客様が離れていく。

あなたは、収益を確保するために、ますます嫌いなお客様との付き合いを深めなければならない。

考えただけで恐ろしいですし、ゆっくりながら確実に負のスパイラルにはまっていく感じがしますね。

こうならないために、「大好きな人としか仕事をしない」と決めることが大切なのです。
「大好きな人としか仕事しない」なんて、どこかおこがましいように感じるかもしれませんが、
このマインドはおこがましいどころか、あなたを守るために絶対に持っておくべきものなのです。

今回は、「大好きな人に囲まれながら仕事をする」ためのフレームワークを
ご紹介しました。

明日からすぐに使えるタイプのフレームワークではありませんが、それでも
この知識をしった上でコンテンツ販売の3ステップを構築することは
あなたにとって有益な事だと思います。

ここで紹介した知識があなたの役に立ってくれたら嬉しいです。

 

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