コンテンツマーケティングとマーケティング

お客様とあなたとの間に“橋”はかかっていますか?

 

あなたの個性や好きなことを見つけるプロセスを経て、
次は、自分が他者に提供できるコンテンツを探し始めます。

提供できるコンテンツには、
顧客への個別指導、セミナーの開催、教材の販売、または自己表現(アート制作)など
様々あると思います。

個人事業主として、よく言えば「好きな事をしていきていく」
厳しく言えば「自分の責任で自分の力で稼いでいく」と決意すると、
『自分にはどんなコンテンツを提供できるのかな?』までは苦悩しながらも
考え付く事だと思います。

しかし、次のステップで途方に暮れてしまいます。
私自身の経験を話せば、自分の好きなことを発見し、提供できるコンテンツを考える
ところまでは、ワクワクしながら楽しんで出来ました。

でも、そこから先は何をしていけばいいのか見当もつきませんでした。
理学療法の学校や勤務していた施設の勉強会では、そんなこと教えてくれませんでしたしね(笑)
そして、『実は次のステップに行くのが怖い』という深層心理も手伝って、
コンテンツを考えるだけで満足している自分がいたのでした。

あなたにも当てはまるところはあるでしょうか?
コンテンツを作ったなら、次にとるべき行動は何なのでしょうか?

今回は、「コンテンツを作った後は、何をしていけばいいのか」という思考のフレームワークを紹介したいと思います。

お客様とあなたとの間に“橋”はかかっていますか?

自分のコンテンツを提供することで稼ぎを得ようとする中で、
コンテンツを完成させたあなたは、

「良い物ができた!!これは素晴らしいものだ!」
「きっと、みんなも喜んでくれて、すごい人気が出るはずだ!!」

と考え、コンテンツに対する周囲の反応を待つのですが、

「・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

という感じで、周囲があまりに無反応であることに、驚愕してしまうかもしれません。

当事者からすれば「なぜ、みんな反応しないんだ?」「みんな価値が分からないのか?」
等と考えてしまいますが、客観的に見れば当然のことといえます。

どういうことかと言うと、
「良いモノが出来た=反応があるはず」というのは職人思考であり、
そこには決定的にマーケティングの思考がかけているのです。

 

マーケティングの思考が出来る人なら、
「まずサービスの認知を図り、興味を持ってもらい、手に取ってもらう必要があるよね」
という考え方をします。
その上で、自分に足りていないのは、認知不足なのか、興味への訴え不足なのか等を考えていくのです。

このマーケティング思考なくして、『良いモノが出来たから、みんなが気付いてくれる』のを待っていたのでは、
いつまでもサービスは売れていきません。
それどころか、マーケティング思考の出来る人に、お客様は魅力を感じ、そちらに流れていくことでしょう。

マーケティング思考を用いて、『お客様があなたのもとへたどり着けるようにする』
これこそが、コンテンツを作成した後にあなたがするべきことです!!

例えるならば、あなたはとても魅力的なコンテンツを持っているのに、
孤島に住んでいるようなものです。

 

違う島に住んでいるお客様が、あなたのもとにやってくることが出来るように、
『島と島の間に橋を架けてあげる』必要があるのです。

 

島と島との間に架かる橋は、階段になっている

「なるほど!確かにお客さんがこちらに来てくれる方法を作らないとな!!」
「よし!チラシを作ろうか?それとも、FAXやダイレクトメールを送ろうか?」
と早とちりしてはいけません。

島と島の間に橋を架けると言いましたが、その橋は平坦なものではなく、段差になっています。

「橋を渡って、こっちまで一直線にきてくださいね!」ではなく、
『一段一段上りながら、こちらに来てくださいね。次の段差も上りたくなるように、サポートしますから!』
という感覚に近いのです。

では、お客様はどんな段差を上りながら、あなたの住む孤島まで来てくれるのでしょうか?

その段差をマーケティング思考で定義すると・・・

1、認知を図る

2、信頼関係の構築

3、教育・ファン化を図る

4、お客様へのプレゼント or お客様が購入しやすいコンテンツ(みんなで体験型)

5、お客様が欲しいコンテンツ(プチ個別体験型)

6、あなたが売りたいコンテンツ(個別体験))

の6段階に分類・定義することができます。

まだまだ無名の私やあなたが、個人事業主の自覚をもって、コンテンツ提供で稼いでいこうと思うのならば、
この6つの階段をお客様が着実に上っていけるように、環境やサポートを整えていく必要があります

 

さきほどの、「じゃあ、チラシでも作って配ろうか?」という発想はいきなり『6、個別体験』に訴えかけるようなものです。
お客様に知られてもいないし、信頼関係も作れてないし、ファンの人もいないし、自分のサービスが知られてもいないのに
いきなり売り込みをしても無視されるだけなのです。

チラシやFax、ダイレクトメールなどは、ある程度お客様から信頼されている強者の戦略なのです。

今回は、「コンテンツ作成後に何をしていくのか」というフレームワークをご紹介しました。
今回は、概要を紹介したのみだったので、『実際には、何をどうしていけばいいんだ!?』
とあなたは疑問に思われるかもしれません。

当サイトの他ページでは、今回の「お客様と自分との間に橋を架ける」という思考のフレームワークを受けて
具体的に何をしていくのかに関しても紹介しています。
そちらの方もぜひ参考にしてください!

マーケティング思考に基づけば、段差の一段目は「お客様に認知してもらう」となっています。
あなたに出来る認知アップ方法は何でしょうか?
「私なら、こうしようかなぁ・・・」って感じに想像しながら、実践編のページを読んでみてくださいね!

 
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