お客様対応のマナーについて

お客様対応のマナー:エレベーター案内のルール

 

 

お客様の対応でエレベーターの案内の仕方のルールがあるのを知っていますか?
たとえば、お客様にエレベーターのどこに案内するのか、
エレベーターのドアの開閉はどうすればスマートに見えるかなどです。

 

普段は、意識せずに使っているエレベーターですが、
お客様を案内するときに、
『おっ、さりげないけど、マナーが出来てるな』と感じていただけるように
しっかりとエレベーター案内に関するルールをチェックしておきましょう!

 

実は、エレベーターでは、お客様の立ち位置が決まっている

 

エレベーターにも、実は上座・下座など席次が決まっています!
エレベーターの席次を理解した上で、
スマートにお客様を案内出来るようになりましょう!

 

エレベーターの席次は、

 

左上が上座
エレベーター操作ボタンがある場所が下座

 

この基本ルールを押さえておくと良いです。

 

 

 

しかし、普段からエレベーターの席次を意識している人なんて
私は見たことありません。
なので、その場その場で臨機応変に対応して良いと考えます。

 

 

目下の者が率先して、エレベーターの操作をしましょう!

私は席次よりもエレベーターの案内をスムーズに出来る方が
おもてなしを行う上で大切ではないかと思います。

 

 

≪スマートにエレベーターに案内する≫

 

1、目下の人が、エレベーターのドアを押さえておき、
  お客様・上司・先輩をエレベーターに案内します。

 

2、最後に乗り込んで、エレベーターのボタンを操作します。
  この時、できれば、自分は側壁に背中を向けて立っておきます。
  こうすれば、上座に居るお客様に背中やお尻を向けることがなくなるからです。

 

 

3、目的の階についたら、「開閉」ボタンを操作し、お客様・上司・先輩に降りてもらいます。

 

 

 

 

今回は、エレベーターに関するマナーについて紹介しました。
普段あまり意識しなくても、エレベーターの案内は出来るものですが、
エレベーターの席次も意識して案内ができると、
『さすが!』と言われるお客様の応対が出来るようになるのではないかと
私は考えて実践しています。

 

あなたにも、参考にしてもらえたら幸いです!

 

 

 

 

 

お客さまにお茶を入れることは、普段の業務ではあまり目にすることはありません。

 

しかし、施設の見学に来られた方への対応や
実習地訪問などで学校の先生が訪ねてこられた際の対応では、
お茶をお出しすることはありえます。

 

 

男女の区別なく働く現代だからこそ、
『○○さん、悪いけどお茶入れてくれる?』
みたいなセリフはドラマの中のセリフでも見なくなりました(年齢がばれそう・・・)。

 

逆に、こんなセリフを同僚や部下に言えば、
「お前は、何様なんだ!?」、「パワハラか!?」などと反撃に合う時代です。

 

今回は、とっさの来客でも困らないように、
たとえ自分がしなくても、部下や後輩に教えてあげられるように、
お茶の入れ方・出し方のルールをチェックしておきましょう。

 

お茶の入れ方・出し方の手順

 
《お茶の入れ方》

1、 茶碗にお湯を入れて茶碗を温める。こうすることで、お茶が冷めにくくなる。
※ここで入れたお湯は、捨ててしまいましょう!

 

2、 急須に茶葉を入れる

 

3、 茶碗にお湯を人数分入れる

 

4、 茶碗のお湯を急須に入れる

 

5、 1分ほど蒸らす

 

6、 お茶の濃さが均等になるように、少しずつ順番にお湯を入れていく

 

 

《お茶の出し方》


1、 茶碗と茶托(茶碗をのせる木製の皿)をお盆に乗せて運ぶ

 

 

2、 お茶を出す準備は、サイドテーブルか下座側の端で行う

 

 

3、 お盆の上で茶碗を茶托にのせる

 

 ※テーブルの上でこの作業を行うのは『マナー知らず』認定を受けます!

 

 

4、お客様の右側から、お茶をだす。

 

 

 

 

ちなみに、お茶は出す順番が決まっています。
お茶を出す順番も大切なマナーなので覚えておきましょう!

 

 

 

お茶は、図のように、お客様の右側から順に出すようにしましょう!
お茶を出すときは、一言声をかけてお茶を出します。
また、茶碗に柄がある場合には、柄がお客様に見えるように、茶碗をおきましょう!

 

 

今回は、おちゃの入れ方・出し方についてご紹介しました。
男性は特に、お茶の入れ方なんて考えたことなかった人が多かったのではないでしょうか?

 

たとえ、自分ではお茶を入れることはなくても、
お客様の立場になってお茶を提供されるときに、「ここの職場はマナーが行き届いているなぁ」と、
観察するポイントにもなりますので、ぜひ覚えておいてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

在宅の介護分野で働いていると個人宅を訪ねる機会が
施設や病院勤務時代よりも多くなります。

 

私が若かりし頃、なにもマナーを知らないままで
利用者様のお宅を訪問していました。
たまたま、訪問に同行した先輩が私をみて、、
「君は、マナーが出来ていないよ!」と指摘してくださり、
初めて個人宅訪問時のルールを知っておこうとお思いました。

 

今回は、個人宅訪問時の基礎ルールを紹介します。

 

履物は前を向いて脱ぐ

玄関先で靴を脱ぐときは・・・

 

「進行方向を向いて靴を脱ぎ、家に上がってから、振り返り、靴の向きを変える」

 

というルールがあることを知っておくと良いです。

 

 

 

私はこのルールを知らないために、後ろ向きに靴を脱ぎ、
そのまま家に上がっていました。
私は、「後ろ向きに靴を脱いで家に上がれば、効率的じゃないか!」と考えていました。

 

しかし、実際には、お出迎えして下さる家の方に対して、背中やお尻を向けて
家に上がることになるので、失礼な行為にあたるのです!

 

座布団は踏んではいけない

座布団は、お客様の大切な持ち物なので、
雑に扱うことは厳禁です。

 

私は子供のころ、自宅の座布団を蹴ったり、投げたりして遊んでいたのですが、
これを他人の家でやってはいけません!(誰もやらないと思いますが・・・)

 

同じ原理で、座布団を踏むという行為も、
座布団を粗末に扱う行為であるとみなされます.

 

《座布団の座り方》
1、 座布団の後ろor横に座る
2、 両手を座布団のうえに置いて、体重を支え、膝から座布団に上がっていく
※座布団から降りるときも、2と同様の手順で行います。

 

 

 

今回は、個人宅へ訪問する際のマナーをご紹介しました。
医療にしても、介護ににしても在宅分野での人材の活躍が期待されています。
その中で、個人宅へ訪問する機会もますます多くなっていくと思います。

 

今回ご紹介したマナーを身に付けて、自信をもって個人宅への訪問を
行っていきましょう!!

 

 

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