焼香のやり方・ルールについて

慶事・弔事のマナー:焼香のやり方を知ろう!

私が社会人になって一番困惑したものの一つが、焼香のやり方です。
当時はやり方なんて知らなかったので、
「前の人を参考にして、やればいいか!」と考えていました。

しかし、実際に焼香の段階になると、
前の人の『背中』しか見えないのです!

このときは、冷や汗をかきながら焼香しましたが、
これでは故人に失礼に当たると思い自分を責めました。

この経験は、きちんとした礼儀作法を知らないと、
社会人としては失格なんだなと悟った瞬間であり、
私が最低限のビジネスマナーを学ぼうと思ったきっかけでもあります。

焼香は1回で良い

焼香は、『故人の霊を清める』、『故人が仏に帰ることを念じる』という意味があります。
焼香は仏式で行われ、宗派により回数が違いますが、基本は1回で良いです。

<焼香のやり方>
1、遺族や僧侶に一例
2、遺影に合唱
3、抹香をつかむ(親指・人差し指・中指を使って)
4、抹香を額に持っていく(体を前かがみにしながら)
5、香炉の中に抹香を静かに落とす
6、遺影に合唱
7、遺族や僧侶に一例

 

これが基本のやり方になります。
この基本を知ったうえで、当日の参加者を観察し、
その場に合わせたやり方に変更すれば良いと思います!

ちなみに、焼香は座って行う場合もありますが、
基本の型は立って行う場合と同じなので、心配いりません

 

線香を立てるときは、基本的に1本でOK

焼香の際に線香を立てる事もありますが、
本数は1本でOKです(宗派により異なるので、そこは他の人を観察しましょう!)

<線香の立て方>
1、 右手で線香を1本もつ
2、 線香にろうそくで火をつける
3、 線香を左手に持ち替えて右手であおいで火を消す(口で『ふーっ』は厳禁)
4、 線香を右手に持ち替えて香炉に立てる
※浄土真宗では線香を寝かせますが、基本的には前の人を参考にしましょう!

焼香するときの数珠の持ち方

仏式の時は、数珠が必要になります。

数珠には短いものと長い物の2種類があるので、
持ち方がそれぞれ異なります。

両者に共通するのは
『焼香するときは、数珠を左手に持つ』というルールです。
このルールだけでも押さえておくと良いと思います!

 

社会人になりたての頃は、あまりお見舞いにいく機会はありませんでしたが
結婚して親戚付き合いや交友範囲が広くなると、
病院にお見舞いに行く機会が各段に増えます。

お見舞いの際にお花を持っていくこともありますが、
お見舞いには『持っていってはいけない』NGの花があります。

私自身は、相手が喜んでくれたら、
『どんな花でも良いのでは・・・!?』という想いもありますが、
基本を知ったうえで、「どうしてもお見舞いに持っていきたい」というのであれば、
あえて選ぶようにすれば良いと思います。

それでは、さっそくお見舞いにはNGな花を紹介します。
もし、近々お見舞いに行くことがあれば、参考にしてくださいね!

お見舞いには適さないとされている花

《お見舞いに適さない花》

◆ユリ・・・・・・匂いが強いため、避けた方が良い
◆椿・・・・・・・花が首から落ちるため、不吉であるとされる

◆シクラメン・・・『死』と『苦』を連想させる
◆菊・・・・・・・お葬式に使われるイメージが強い

 

◆アジサイ・・・・花が色あせやすい
◆鉢植え・・・・・『寝付く』を連想させるため、適さない

 

こうしてみてみると、日本人って神経質だなぁって思いませんか?
私からすれば、どの花もきれいだし、素敵に見えるので、
『いちいち気にすることないのに』と思ってしまいます(笑)

でも、マナーというものは、みんなで共有しているルールなので
基本的な知識として、お見舞いにはNGな花の知識を持っておくのは大切かもしれませんね!

ちなみに、たとえお見舞いにはNGな花を忘れたとしても、
花屋さんに「お見舞いに持っていくので、見繕ってください」とお願いすれば、
相手に対して失礼にあたる花を持っていくことはなくなります!

なので、ここでは「お見舞いには適さない花があるんだなぁ」くらいの記憶に
とどめておいてもらっても良いと思いますよ!

 
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