文章が浮かんでこない時はどうする!?
私はコピーライティングを学んで、実際に文章を書いてみたとき、あることにビックリしました。
それは、『えっ!?なにこれ?全然上手に書けない!!』ということです。
私は自分では文章を書くのが得意な方だと思っていたのですが、いざ書き出してみると全然文章が出てこないのです。
また、文書が出てきても文章同士のつながりの悪い読みにくいモノになってしまいました。
この解決策は1つしかありません。
それは、『ひたすら書いて経験を積む』です。
残念ながら、朝起きて顔を洗って、ふとパソコンに向かって文章を書き始めたら、
『やだ!私文章が上手くなってる!どうしちゃったのかしら!?』なんてことは起こりません。
しかし、書けば書くほどあなたの文章を書く『能力』が磨かれて、『才能』が開花していくのは本当です。
才能に関しては、個人差はあると思いますが、『能力』に関しては誰でも磨き上げることができます。
また、たとえ才能がなくても、当サイトで紹介しているフレームワークを用いれば、
才能ある人と同じパフォーマンスを発揮することができます。
(あなたにそれを実感してもらうのが当サイトを運営している目的でもあります)
とはいえ、それでも文章を書かなければいけない時もあると思います。
誰かに文章を書いて欲しいと依頼された時に、
『私はまだ、経験がないので、あと3ヶ月ほど待ってもらえますか?』とは言えないのです!
今回は、そんな時に使える小技をご紹介したいと思います。
ここで紹介するフレームワークを使用すれば、ゼロの状態から文章を作るよりは作りやすいと思います!
ぜひ活用してみてくださいね!
文章が出てこないときは
今回は私が文章が浮かんでこない時に使っている小技を2つご紹介します。
それは
1、ストーリーを使う 2、目の前の人に語りかけるつもりで |
の2つです。
小技なんていうと、あなたに期待を持たせちゃうかも知れませんが、
聞いてみると『なんてことない』ことだと思われるテクニックばかりですよ!
では、実際に見ていきましょう!
ストーリーを使う
小技その1は、『ストーリー』を使うです!
『コピーライティングなんだから、論理的な文章を書いて説得力のあるモノにしなければならない!』
なんてことはありません。もっと自由に考えて良いのです。
人は『説明文』を読まされるのは、嫌がりますが『物語』には引き込まれて読んでしまう傾向があります。
その人間の傾向(=クセ)を利用して、物語を読んでもらうことで、
あなたがオファーしたい商品やサービスに興味を持ってもらいましょう!
ストーリーの作り方には、『神話の法則』や『ヒーローズジャーニー』と言われるテッパンのフレームワークがあるのですが、
本サイトの別ページでご紹介していますので、詳細が気になる方はそちらの記事もチェックして見て下さいね!
ここでは、そのフレームワークをもうちょっと簡単にしてご紹介します。
ストーリーを作るフレームワーク(簡易版)は、
1、日常生活の変化 2、挫折 3、立ち直る 4、再挑戦 5、成功 |
です。
つまりは、『私ボケーっとしてたら、挫折しちゃって!なんとか立ち直って再挑戦したら、今度は上手くいったんですよー!』
って感じです。めっちゃ簡単でしょ?
とは言え、人の心を惹きつける物語は全てこの『型』をとるんですよ!
あなたがここで覚えておかなければならないのは、『3、立ち直る』の項目です。
なぜなら、ストーリーの中で『私は○○のおかげで立ち直ることができたんです。』と
あなたが提供する商品やサービスの紹介をすることになるからです!
では、実際に1〜5のフレームワークに当てはめて例を書いてみましょう!
(日常生活の変化) 私が職場で仲良くなった男性と何度か食事に行く仲になったある日、彼から『今度、海に遊びに行きませんか?』と誘われました。 (挫折) でも、私は自分のスタイルに自信が持てなくて、彼からの誘いを受けるべきか悩みました。 (立ち直る) そんな状況が続いて、落ち込んでいる私に声をかけてくれたのが、2歳年上の先輩Aさんでした。 『自分のスタイルに自信が持てなくて、良いなと思っていた男性とも疎遠になってしまって・・・』と悩みを話すと、 私が『えっ?』と戸惑うと、Aさんは優しく私の目を見つめて、 Aさんは、私の手を握って、にっこりと微笑んで『あなたにピッタリな本があるよ。 早速、その本を取り寄せると私は食い入るように読みました。 はじめは私ではなく、周りが変化に気づいてくれました。 『おっ!今日も元気がいいね!』 そんな風に声をかけられることが多くなったのです。 そんな私を見てAさんが嬉しそうに声をかけてくれました。 その時、私は一瞬戸惑いました。 『はい!私・・・自分のこと好きです!!』 と言える自分がそこにいたからです。 (再挑戦) Aさんに声をかけてもらって、私の中で何かが弾けました。 私から彼を食事に誘うのは初めてだったので、勇気がいりました。 (成功) その後、何度か食事を重ね、私たちは付き合うことになりました。 次の夏には海デートに行きました。 (商品やサービスの紹介) 私がここまで自分のことを好きになって、行動を変えることができたのは、Aさんに勧めてもらった本のおかげです。 しかし、この本はレッスンの内容は簡単なのに、やや難解な英語で書かれており読みにくさがあります。 そのため、この本が日本では全然知られていません。 私は本に書かれたエッセンスやレッスン方法を多くの人に知ってもらいたいという想いを捨てきれず、 このプログラムを利用してもらえれば、より短い期間で、より強力な効果を感じてもらうことができるように設計してあります。 (以下省略) |
例文が長くなってゴメンなさい!
書いているうちに、どんどん書きたくなって止められませんでした(汗)
実際のライティングには文字数の制限もあるので、こんなに長々と書く事は出来ないのですが、
ここではフレームワークの成り立ちを理解してもらいたくて文字数を削らずに載せています。
『日常→挫折→立ち直り→再挑戦→成功』の流れを理解してもらうことができたでしょうか?
目の前の人に話すつもりで
小技その2は、『目の前の人に話すつもりで』です。
目の前に誰かがいてその人に話しているつもりで、文章を書いてみましょう!
パソコンの前に座って、じーーーーっと何も思い浮かばないまま時間が過ぎて『何も出てこない』と悩むよりも、
目の前に友人がいて、その人に話しているつもりで書き出してみましょう!
私は、この小技をめーーっちゃ使います。
目の前の人は『いつも私の話を真剣に聞いてくれて、ふむふむと頷いてくれる』友人や後輩を思い浮かべています。
そしてパソコンに直接打ち込むというよりは、1度実際に声を出しながら話してみて、
立ち止まって今話した内容を打ち込んでいく方法を取っています。
大切なのは綺麗な文章を書くことではありません。
話に『流れ』があって、聞いている人が『ふむふむ』と言ってくれるコピーであることに意味があるのです。
文章の修正は後で出来るのだから、まずは、その『流れ』を作りましょうというのが、この小技のフレームワークになります。
また、話す内容はなんでも良いわけではありません。
基本的に
1、主張したいこと&実例 2、相手の疑問 3、疑問への返答&実例 4、相手の反論 5、疑問への返答&実例 |
の流れを意識しながら話すと良いと思います。
例えば、
(主張) このサプリメントめっちゃおすすめやで! (相手の疑問) でもさぁ、このサプリメントが市販のモノと比べて、何で効果が出やすいのかって思わへん? (疑問への返答) それはね、最新研究結果を活かした技術で、普通やったらサプリメントを作る過程で壊れてしまう分子構造を保ったまま、サプリメントにすることに成功してるからやねん。 (相手の反論) あっ?『そんなこと言って怪しそ〜』って思ってるんちゃう? |
私が関西弁なんで、関西弁で書いてます(読みにくいかな・・・)。
こんな感じで『話す』→『すかさず、それを打ち込む』を繰り返しながら文章の『流れ』を作っていきます。
文章中にこの疑問の提起と回答を繰り返していくことで、説得力を増すことが出来るだけでなく、
読んでいる人が『そうそう!それを聞きたいと思っていたのよ!』と同調してくれたり、
『あっ!?そんな疑問は思ってなかったけど、確かにどうなんだろう?』とお客様が気づいていなかった疑問点を指摘し、
それに答えることでお客様の信頼を獲得できる効果もあります。
この方法なら、文章を書くのが苦手だったり、煮詰まった時でも文章を書くことができそうな気がしてきませんか?
ただ、周りからは『あの人ブツブツ独り言を言ってて怖いっ!』って思われる可能性が大なので、
人がいない時にやるのが良いと思います(笑)
量をこなして、ブレークポイントを乗り越える!
今回は、文書が書けない時に使える小技のフレームワークをご紹介しました。
『どうしよう・・・何から書けばいいのやら』状態になったら、ぜひ活用してみてくださいね!
私にとっては、『目の前の人に話す』という小技は、使いすぎて小技どころか『大技』になっています。
出来れば教えてくなかったかも・・・(笑)
とは言え、ここで紹介した小技は、あくまで文章が出てこない時のピンチを打開する手段でしかありません。
ライティング技術自体は冒頭で述べたように、量をこなして経験を積むしかないのです。
量をこなしているうちに・・・
『あれ?私、前よりスムーズに文章をかけてるんじゃないかい?』と感じられる瞬間がやってきます。
その瞬間こそが、あなたのレベルが上がるブレークポイントを超えた瞬間です。
その瞬間を心待ちにして、あなたも淡々と文章を書き続けてみてくださいね!
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